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膣あたりに異物感があるそれは子宮下垂、子宮脱かもどうしたら治るの?

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 2人目を妊娠中から膣のあたりに異物感がありました。

無事出産したものの産後2ヶ月経っても戻りません。

受診したところ膣より2センチ上のところまで子宮が下垂している子宮脱と診断されました。

骨盤底筋と靭帯が弱いということですが、一度伸びてししまった靭帯をは元に戻らないのでしょうか。

 

子宮脱になってしまった場合、手術と聞きましたがどんな手術方法があるのでしょうか?また、日常生活の注意点があったらご指導ください。

 

産後膣になにか入っているような異物感でモヤモヤされる方が多いようです。

これは出産の際に伸びてしまった骨盤底筋により子宮や膀胱が下がってしまうからです。

下がってしまった子宮は手術しなきゃダメなの…

そう思ってしまいますが手術をしなくても改善は可能のケースが多いようです。

ではなぜ産後膣あたりに異物感がでてしまうのか詳しく解説します。

 

膣の異物感、下がり全般を骨盤臓器脱といいます

 

膀胱、子宮、直腸がそれぞれ機能が全く異なりますがいずれも骨盤の下部に位置し、前から順番に子宮と膣を間に挟むようにして接しています。

それぞれの間の距離は極めて近く、間を隔てる結合組織の厚さが1cm もありません。

子宮下垂、子宮脱はいずれも骨盤内支持組織(子宮、卵巣、膣を骨盤内の適切な位置に位置する組織)が緩んで子宮が膣内に上がってきたり、さらにひどくなって膣外に出てくる異常です。

膀胱や直腸が膣の外側に向かってかかってくることもあり、それぞれ膀胱脱、直腸脱といわれ、これらを総称して骨盤臓器脱と言います。

 

子宮下垂、子宮脱の自覚症状

 

自覚症状としては膣の出口付近に何か今まで触れなかったものがあると感じるすることが多くいます。

人によってそれが膀胱であったり、子宮であったり、直腸であったり、またはそれらのいくつかが同時に起こっていたりします。

 

産後子宮下垂、子宮脱などになる原因

産後子宮下垂、子宮脱になりやすい人は元々骨盤底筋が弱い方が多くいます。

  • 極端なダイエットで痩せている人
  • 肥満
  • 便秘症
  • トイレにいくのを我慢しがちな生活
  • 運動不足

また、妊娠分娩はその原因の主なのでお産の回数が多いまた赤ちゃんが大きく難産だった場合などにリスクが高くなります。

個人差が大きいのも特徴で子宮周辺の靭帯や結合組織が脆弱な場合たった1回の妊娠でも子宮脱になることがあります。

 

子宮下垂、子宮脱などの症状

症状としては下垂による不快感があり、起床時には警棒で時間が経つにつれて午後から夕方に悪化する傾向があります。

排尿困難や残尿感便秘を伴うことがあります。

トイレに行かなくちゃと思ってトイレに駆け込んでも間に合わずに漏らしてしまうということも。

比較的高齢の方に多い異常ですが分娩後まもなく時には妊娠中に起こることもあります。

 

子宮下垂、子宮脱などの治療方法

症状改善無い場合は手術によって伸びてしまった骨盤底筋をサポートします。

新しい手術療法としてTVM(Tension-free Vaginal Mesh)手術が行われるようになりました。

名手と呼ばれる人工的な網目状の膜を膣と膀胱の間、または、しつこく特徴の間に埋め込み、骨盤底をこのメッシュでハンモック状に支える療法で、従来膣壁縫縮術と比較して再発しにくいのが特徴ですが、手術後に妊娠出産を計画する方には適していません。

今後も妊娠を希望される場合は、治療用のペッサリーを用いて保存的に経過観察するか、症状がひどい場合は子宮を支えている靭帯を縫縮し、膣を補強するManchester手術を選択するのが一般的です。

 

基本的には運動療法、骨盤底筋体操によって産後の子宮下垂の改善を行う

妊娠、出産で伸びてしまった骨盤底筋は、運動によってその機能を取り戻すことができます。

大抵の場合は骨盤底筋体操を続けることによって、産後の膣の異物感は解消されます。

 

基本的な骨盤底筋体操方法

  • 仰向けに寝て、足を肩幅に開き、両膝を軽く曲げて立て、体をリラックスさせます。
  • その姿勢のまま、1分間に12~14秒の割合で、骨盤底を締めます(これがきつい方は、最初は5秒ぐらいから始めてかまいません)。肛門、尿道、膣全体を締め、陰部全体をじわじわっと引き上げる感じです。おなか、足、腰などに力が入らないように意識しましょう。
  • 1分間の残りの46~48秒は、体からすっかり力を抜きます。
  • このサイクルを10回、10分間繰り返します。

応用編

  • トイレで排尿を行った後、肛門をキュっと締めるのを15秒×3回
  • 料理中や、電車など立っているときに肛門に力を入れる

肛門に力を入れることを常に意識するようにすると運動せずに改善可能です。

 

第一子で子宮下垂、子宮脱になった場合第二子は帝王切開出産になる場合が多い

 

手術後の分娩は子宮脱の再発を防ぐために、帝王切開となります。

治療法は専門家とよく相談してお決めになることをお勧めします。

 

子宮下垂、子宮脱にならないための予防方法

日常生活では重いものを持つ強く腹圧をかけるといった動作を避け、育児の合間に休息を取ることなどが大切です。

特に産後三ヶ月は骨盤底筋が緩んでいるので、重たい物を持つ、力むといった動作は控えるようにしましょう。

買い物で沢山の荷物を購入して「よいしょ」と詰め込むときなどが一番危険です。

なるべく通販を活用したり、パートナーにお願いして力仕事は控えるようにしましょう。

 

まとめ

 

産後、膣に異物感があるようでしたらそれは骨盤底筋が伸びてしまったからでしょう。

伸びてしまっても鍛えればまた戻りますから安心して下さい。

地味ですが常に肛門を閉めるように意識するだけでも早期の解決に繋がります。

ただし、どうしても異物感が取れない場合は一度医師の診察をお受けになることをおすすめします。

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