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子育て歩み

二人目妊娠出産

ママRhマイナスとパパRhプラスで妊娠したら第二子の赤ちゃんに障害が出るといわれて心配です

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現在5ヶ月の女の子がいます。今とても健康に座っています主人の血液型はA型のRhマイナス私はA型のRh+です。

以前主人が姑から父親があるRh-なので2人目が一人目と同性だったら障害のある子が生まれるかもしれないと言われたことがあるようです。

そのことは今が本当かどうか分からずそれを聞いて以来、心配しております。

2人目も欲しいと思っているのですが大丈夫なのでしょうか?

二人目を望んでいても、自分たちの血液型のせいで障害を持つ子を生んでしまうかもしれない…。

どんな親でもそれだったらあきらめようと思ってしまいますよね。

しかし、今の医療技術の発展でママRh-パパRh+の血液型でも二人目の妊娠出産はできます。

 

ママRh-パパRh+でも二人目は妊娠出産はできます

結論から先にお話すると貴方とご主人の血液型の条件では2人目以降のお子さんに血液型による異常が出ることはありません。

今なぜこのような心配をする方がおられるのか疑問に思われることでしょう。

それはRh不適合妊娠という病態が確かに存在するからです。

 

日本人のほとんどはRh(+)です。Rh(-)は日本人の1000人に5人ほどしかいません(0.5%)。

日本では比較的珍しいので血液型不適合妊娠も小さなクリニックでは年間1人から2人くらいといわれています。

一方、アメリカ人では15%ほどがRh(-)なので血液型不適合の頻度も当然高くなります。

 

Rh不適合妊娠とは

人の血液型にはABO 式以外にも多くの分類法があり、Rh式もその一つです。

Rh +の人赤血球の表面には、このRh式血液型の元となる物質が存在しこれをD抗原といいます。

一方、RH マイナスの人の赤血球にはD 抗体がありません。

 

一般的に人手は自分の体内に自分以外の物質が侵入してくると、それを攻撃排除するために抗体という免疫物質を産生します。

これは、はしかなどの感染に対する防御反応でもあり、通常は身体にとって有用な働きをします。

しかしRh 不適合妊娠の場合、つまり、Rh マイナスの血液型のお母様が妊娠し、その赤ちゃんはRh +である場合、日本人ではRh +の頻度が高く、お父さんはRh +の可能性が高くなり、したがって、赤ちゃんもRh +のことが多い問題が起こることがあります。

 

ママがRh +でお父さんがRH マイナスの場合はなにも問題なし

しかしごお母さんがRh +でお父さんがRH マイナスの場合は問題ありません。

なぜならR 1不適合妊娠で異常が起こるメカニズムには次のようなものだからです。

一般的に妊娠中または分娩時には微量の赤ちゃんの血液が母体の血液中に流入することが知られています。

 

ママがRh マイナスで赤ちゃんがRh +の場合、お母さんの体の中には自分がもともと持っていないD抗原が入ってくるため、それに対するD 抗体が作られ、これが胎盤を通って赤ちゃんの体内入り、赤ちゃんの赤血球を攻撃して赤ちゃんに様々な異常を引き起こすのです。

現在では、R h不適合妊娠の場合でも抗D抗体の産生を予防するローブリン注射があるため、2人目以降でも安全に妊娠出産ができるようになっています。

 

Rh不適合妊娠を予防するローブリン注射とは

ローブリン製剤を胎児赤血球が母体に侵入して間もない頃(最も可能性の高い時期が分娩後)に筋肉注射します。

以前は分娩後だけでしたが、最近では妊娠中に胎児血液が混入するリスクも少なからずあるため妊娠28週にもグロブリン製剤を投与することが一般的となっています。

このローブリン製剤は自費ではなく保険がききます。

 

第二子も障害がなく妊娠出産はできますが定期的な検査は必要

妊娠期間中は4週間に1回の間接クームス試験を行い陰性が続くことを確認します。

間接クームス試験 患者の血清と健常者の血液を混合したものに抗免疫グロブリン抗体を加え赤血球凝集反応が起きるか否かを検査する(血清中に存在する不規則抗体を検出する)。

 

 

間接クームス試験で抗D抗体が陽性となれば2週間に1回の抗体検査を繰り返し、抗体の値が急上昇しないかどうかを注意深く検査してゆきます。

経過観察では、間接クームス試験で判明した数値を参照に、抗体価(抗体の量)が8倍未満であれば月1回程度の採血検査、16倍以上ないしは32倍以上となれば胎児貧血の可能性

  •  超音波で胎児水腫(水ぶくれの状態)をチェック
  • 胎児の脳の血液の流れをみて、胎児貧血の程度を判定
  • 胎児貧血が重症でまだ体外生存が難しい週数では子宮内胎児輸血を行う場合も

ABO式不適合妊娠もある

自分の血液型がRhマイナスだからといって「なんて大変なんだ」と思うかもしれません。

実は日本人に多いRH+のABOの血液型でも不適合妊娠になる場合もあるのです。

O型の女性がA型の赤ちゃんを妊娠した場合、O型にはB型の抗体も存在しています。

その結果B型の抗体が出産の際に赤ちゃんを攻撃し溶血を起こすこともあります。

その場合光線療法や交換輸血を行い治療します。

 

まとめ

産婦人科で定期的な検査を行えば、第二子の妊娠出産も安心してできます。

人間血液型で人生左右されるなんてもっての他。

今では医療技術も発展していますし、Rhマイナスだからといって気にされることはありません。

血液型も「自分の個性」として受け止めればいいだけです。

 

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