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出産時に胎盤が残ってしまいましたがどんな影響がありますか?どうすればいいのですか?

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産後1ヶ月検診で胎盤が3cm 底っていたため3ヶ月で掻爬しましたが、一部しか取れませんでした。

最近の検査ではまだ1.5cm くらい残っているそうです。

再入院して削りとるよりも生理で出てくるのを待ちたいと思いますか?胎盤をそのままにしておいて大丈夫なのでしょうか?

痛みはありませんが、少量の茶褐色の出血はあります。

 

分娩時に胎盤が残ることを胎盤遺残といいます

胎盤は分娩の際、胎児の晩出後間もなく自然に子宮の壁から剥がれ排出されることがほとんどです。

  • ところが中には癒着胎盤といって胎盤が子宮壁に強く付着
  • 子宮の壁の中に食い込むように成長している

などが原因によって赤ちゃんが生まれた後もなかなか自然には排出されにくいことがあります。

このような場合、麻酔をかけて手を使って取り出しますが、癒着の程度がひどいと、それでもなお残ってしまうことがあります。

 

胎盤遺残によるママの体の影響

胎盤が子宮筋からはがすことができない状態で一部の剥離部分から大量に出血し妊産婦死亡の原因ともなります。

胎盤嵌頓(たいばんかんとん)…子宮峡部が収縮し身体の一部が弛緩する。

胎盤が残っていることによる問題としては、放置していても問題で、胎盤が腐って炎症を起こし腹痛や高熱になる人もいます。

子宮の回復が遅れて出血がなかなかすっきり止まらないといった不快な症状が続くことも。

 

胎盤遺残の治療方法

分娩直後の子宮の壁が薄くて柔らかいため、あまり無理をすると傷ができて大量出血するので癒着の程度がひどい場合は慎重に対応しなければなりません。

産後すぐに取り出す

産後すぐに無理やり手や器具で剥がす作業をします。

(これが出産より痛い…)

出血量も多く、母体も出産の影響もあり、完全に取れればいいですが、一部残る場合も。

産後一ヶ月~

傷や体力が血液がある程度回復した後再度行います。

病院によっては手術をする場合もありますし、鎮痛剤や鎮痙剤を投与し自然の排出を促す場合もあります。

残った胎盤の大きさにもよりますし、診療方法も様々です。

子宮が収縮して胎盤が出てくれるよう、子宮収縮剤で様子を見ることが多いようです。

 

セカンドオピニオンも検討し、どうすべきか検討するようにしましょう。

ご質問の方のように大部分が排出されていて、出血が少ないケースが時間をかけて子宮の回復を待って、自然の排出を待ち、適当な時期に掻爬するのが多いでしょう。

さらに、出血がひどい場合は開腹手術が必要になることもあります。

 

胎盤遺残の一般的な手術方法

膣から子宮に器具を入れて掻き出す手術で、5分くらいで終わります。

大抵は全身麻酔で、寝ている間にすみますが、終了後に生理痛のような痛みがでると思います。

出産時の痛み、会陰切開後、帝王切開のようなずっと続く痛みではないので安心して下さい。

終了後には鎮痛剤がもらえるはずです。

適量飲めば、痛みも和らぎ、違和感が無くなるのも数日とかかりません。

一泊入院で帰れると思います。

その日に退院になる病院もあると思います。

(ただし胎盤の癒着具合によっては手術の難度も変わってきますのであくまで一般的な場合です)

 

酷い手術になる場合もあります

癒着の度合いよっては子宮を開くためのリング挿入に激痛

部分麻酔と思ったら癒着が酷いということで急遽全身麻酔。

大量出血で輸血輸血アンド輸血で出産よりも大変な状態に。

術後は身体が鉛のように重くてぐったりという場合も。

友人の体験談ですが、笑えないですね。

 

残った胎盤が小さい場合はどうするの?

残っている部分が1.5センチくらいで悪性の変化はなければ自然の経過をみることは可能と思われています。

ただし。超音波検査や血中ホルモンの値の測定を定期的に行いながらきちんとフォローアップすることが大切です。

産後一年間は様々なマイナートラブルも多いですので、定期健診には必ず行くようにしましょう。

その際に今の悩みをちゃんとすぐ言えるようにメモを取っておくようにするといいですよ。

 

胎盤遺残だった場合第二子の妊娠出産には影響ありませんか?また残ってしまう?

胎盤遺残だったとしても二人目は問題なし

胎盤遺残で大量の出血をされて、死にそうな目にあって「こんな出血して次の子は大丈夫なの」と心配しますよね。

しかし、胎盤遺残がひどくても第二子の妊娠、出産には影響ありません。

胎盤遺残で苦労された先輩ママさんも二人目を授かって今度は無事に出産できて胎盤も残らなかったという人も多くいます。

 

二人目は胎盤遺残になるの?

1人目が癒着胎盤だから、2人目も可能性が高いというより、そこまでのデータも十分ではないから、保証できません。

ある場合はあるし、無い場合は無いというのが答えになります。

ただし多産、堕胎や帝王切開など子宮内に傷があったりするとそこに癒着する場合があるそうです。

だからといって、必ずそうなる場合でもありません。

 

まとめ

胎盤の癒着の度合いによって診療方法も変わってきます。

ただ残ってしまった胎盤は、早めに取り除かないといけないのは変わりません。

出産で大変な目に遭いましたが、またか…と思ってしまいますが自分の体のためですから耐えましょう。

それでも残ってしまった胎盤も、産後の通院でしっかり診てもらうようにすれば、今すぐどうにかなるということはありません。

胎盤が残るというアンラッキーな事態ですが、命には別状無いから良かった、残った胎盤は取れるんだと前向きに考えましょう。

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