前回の続きです。
>>産後不眠いつまで続くの?先輩ママ20名の体験談どう辛さを乗り切ったのか【前編】
鎮痛剤や栄養ドリンクで乗り越えた
●29歳
●産後1ヶ月から3ヶ月頃
●完全母乳で育てたため、一時間おきの授乳がしんどくて常に不眠状態でふらふらしていました。
産後1ヶ月頃に乳腺炎にかかり、高熱が出てあちこちの関節が痛みました。
赤ちゃんの夜泣きが耳について離れず、こちらの方が泣きたくなっていつもイラついていました。
●授乳中でも飲める鎮痛剤のカロナールを処方してもらい、無理矢理熱を下げて育児と家事と内職をこなしていました。
夫に栄養ドリンクと葛根湯を買ってきてもらい、それを食事代わりにして体調を整えました。
●赤ちゃんは寝返りしないうちは少しぐらい長泣きさせても大丈夫です。
泣く度に抱っこすると抱き癖が付きます。
片耳に耳栓を軽く入れ、アイマスクを掛けて横になるだけでも随分と疲れが回復するのでお勧めです。
育児の先輩である母親に話を聞いてもらう
●27歳
●出産半年後
●育児疲れがたまってしまって、もう一生このままの状態から抜け出せないような気持ちでした。
急に涙が止まらなくなったりして、自分でも何かおかしいと思いました。
●育児の先輩である母に来てもらって、育児を手伝ってもらいました。
母はとにかく私の話を聞いてくれて、それだけでも気持ちがらくになり、すこしづつ眠れるようになりました。
●頼れる方は、自分の母親に頼ったら良いと思います。
私は、主人が帰りが遅く話もまともに出来ませんでした。
話を聞いてもらうだけでも気持ちが変わりますよ。
あまり深く考えないようにする
●35歳
●生後3か月くらい
●本当に自分がこれからちゃんと子育てをしていかれるのかがとても心配でした。
体がだるくて、あまり思ったように動き回れませんでした。
●とにかく深く考えすぎないようにしました。
何かが心配になると、同じくらいの小さい子供を育てている友達に電話するなどして一人で悩まないようにしました。
●意外にどうにかなるようになるものです。
完璧にやろうと思わないで、できるだけ気楽に適当にやりながら楽しんで子育てをしていくようにしていけばいいと思います。
赤ちゃんに合わせて昼寝、休日は旦那に任せる
●35歳
●生後7ヶ月くらいの時
●二人目の子供だったのですが、新生児の頃からよく寝る子だったので産後まもない頃はそれほど不眠に悩まされませんでした。
子供が成長して7ヶ月くらいになった時、夜泣きが始まりその時に不眠になりました。
心理面は二人目だったのでそれほど焦る気持ちはありませんでしたが、やはり不眠だったということもあって体調面では昼間に眠たくなったり、疲れやすくなったりしました。
●赤ちゃんが昼寝したタイミングで一緒に昼寝をするようにしていました。
また、主人が仕事が休みの日は夜泣きの対応を主人に任せ、少し仮眠をとらせてもらっていました。
●赤ちゃんは昼間何度か昼寝をするので、その時に横になれる時間があったら出来るだけ体を休ませたほうが良いと思います。
イライラする旦那と別室で寝る
●30歳
●退院してから二週間まで
●乳腺炎になったので痛みや熱に耐えながらも搾乳機で、搾乳をしなければならない状態
深夜一人でそれを真空パックに詰めて冷凍することがとてもつらかった。
何より横で我感せずで寝ている主人の姿を見ると余計にイライラも募った。
●なかなか、クリアに解決はできなかったです。
主人を叩き起こしたり深夜に怒鳴っても眠たそうにしている主人の姿は変わらなかったので、寝室を別にしました。
●旦那さんには産まれる前からしっかりと役割を把握してもらい行動にうつせれば素敵ですが…
洗濯、掃除はせめてもの旦那さんにやってもらいましょう。
実家にお世話になる
●24歳
●初めての時が24歳でした。
●産後一ヶ月が最もつらかったです。
●初めてのことだらけで全くペースが掴めず、しっかりと少しでもまとまって寝られたという気持ちが感じられない毎日だったので、気持ちにも余裕がない状態でした。
●幸い、産後は実家でお世話になっていたので、母に赤ちゃんのお世話のサポートもしてもらいながら、少しでも体を休める時間を持つようにはしていました。
●とにかくしっかりと眠れていないと他の全てのことに悪影響となってしまうので、可能な限り、睡眠は大事に過ごして欲しいと思います。
完璧を求めず休むときは休む
●27歳
●生後まもなくから2ヶ月くらい
●出産の疲れがとれないまま、慣れない夜間の授乳や赤ちゃんのお世話があって、常に気を張っている状態でした。
うまく休めていないので身体が常にだるく、顔の血色がとても悪かったです。
●とにかく、家のことを完璧にやることをやめ、休めるときは休むことにしました。
子供のお昼寝時に一緒に少し横になったり、見てくれる人がいる時は子供をお願いして身体を休めたりしました。
●全部をキチンとやらなきゃと思うと気を抜かところがなくなってしまうので、子供のことだけまずやろうくらいでいいと思います。
わたしは家のことは後回しにして、日中でも休める時間があれば休むようにしました。
子供が小さいうち少しくらい掃除やお洗濯ができなくても大丈夫です。
それが一生続くわけではないですから。まずは自分の身体を休めることを優先してください。
今だけ辛いのはとポジティブシンキングでいく
●36歳
●3ヵ月から1才位
●産後の疲れが出てくる時期。
早く寝てほしいと思った瞬間からなかなか寝てくれなくなります。
必然的に自分の睡眠時間も削られていき睡眠不足に。
スヤスヤ寝ている主人が妬ましくなりました。
●赤ちゃんはどんどん成長します。
辛いのは今だけだとポジティブに考え、睡眠不足はお昼寝タイムに一緒に寝て補いました。
●何もかも完璧にやらないように!赤ちゃんの生活ペースに合わせて焦らない事。
眠れない時はいっそ活動して眠れる時に寝ましょう。
旦那に手伝ってもらう
●30歳
●産後1ヶ月頃
●退院して実家に里帰り中でした。体は回復に向かっているものの、慣れない新生児のお世話で精神的には戸惑っていました。
●夜中のオムツ替えや授乳など一人ですべてをやるのが大変だった
ので、休みの日は主人が泊まりにきて、オムツ替えを代わってくれたり、授乳後のげっぷ係をお願いしました。
●特に初めての育児の場合、夜中もいつ起きるのかな?暑くないかな?
寒くないかな?
などなど、なかなか気が休まる時がありません。
たとえ一晩に1回でもオムツ替えやミルク作りをご主人に代わってもらえたら安心して休めると思うので、早めに手伝って欲しいことは伝えましょう。
体力にものを言わせて乗り切る
●23歳
●産後すぐ~1年
●2、3時間ごとに子供が目を覚ますので大変でした。
両実家は遠く頼れず、旦那はちょうど激務で深夜帰宅のため、こちらも頼りにならず完全ワンオペでの育児でした。
心理面は完全にノイローゼ状態でした。
幸い若くて体力にだけは自信があったので無理やり乗り切った感じです。
●時間が解決しました。子供が大きくなって寝る時間が少しずつ長くなって、ある日突然夜8時から翌日6時までぐっすり眠ってくれた日があって、闇を抜けた気分でした。
●育児には終わりがあります。
必ず眠ってくれる日が来ます。
何よりも赤ちゃんの健康とお母さんの睡眠を最優先して過ごして欲しいです。
ストレスから距離を置く
●20代の時です。
●産後しばらくしてストレスを非常に多く受けた時です。
●何を食べてもおいしく感じなくなってしまったため体重が大幅に減少してしまい、悪いことしか考えられなくなりました。
●病院に行って治療を受けました。
またストレスの対象(姑)から離れて距離を置くことでストレスを軽減しました。
●産後は赤ちゃんのことだけ考えられるように。
気を遣うお姑さんとの同居は育児が落ち着いてからのほうが良いと思います。
まとめ
産後、授乳や赤ちゃんの夜泣きによって1年位はまともに睡眠が取れない日々が続きます。
先輩ママの意見的には、とにかく寝れるときは寝てしまえ
というのが結論です。
関連記事:眠りの質を高めて少ない睡眠時間でもスッキリ疲労回復する方法
赤ちゃんを育てるためにはこれはもう仕方ないこと。
時間が解決してくれるしかありません。
ですが、寝ないと身体も心もボロボロになります。
そんなときこそ、旦那や実家の両親、場合によっては一時的なヘルパーを利用されるのもいいでしょう。
いつもよりしっかりと眠れれば「また育児がんばるぞ!」とやる気がでます。
その間はとにかくごまかしごまかしになりますが頑張っていきましょう。